こんにちは
今回は手作りごはんについて書いていこうと思います。
前回は
・災害時のわんちゃんのごはん
・食べられる幅を広げる食育の大切さ
を書かせていただきましたが、
そもそも手作りごはんってどうしたら良い?
というお話…
知人に初めて手作りごはんを作った時のことを聞いてみました。
「愛犬が10代になってから
だんだんと食が細くなってしまって
カリカリを食べなくなってしまった
カリカリの上に市販のウェットフードをトッピングしてみたけど、ウェットフードだけ食べちゃう
病院に相談してみたら、手作りごはんをしたらいいかもしれないって
ブロッコリーとささみと白米をくたくたに煮て与えてみたら、ちゃんと食べてくれた」
もしかしたら同じような境遇の方もいるかもしれません。
わんちゃんの手作りごはんといえば、ブロッコリー・ささみ。わんちゃんの好きな食感と風味で食が進むようです。
でも、このブロッコリー・ささみも連続すると、食べなくなったり、食が偏るので要注意です。
では、どうしたらよいかですが、
そもそも犬は何食だと思いますか?
答えは、肉食よりの雑食。
犬は縄文時代あたりから、人と一緒だったとされています。
いつでもお肉が食べられるわけでない時代から、
米、どんぐり、果物、一緒にいろんなものを食べてきた背景があります。
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そして、総合栄養食ドッグフードが生まれる直前は、おみそ汁にごはんを混ぜた、ねこまんまなどを与えていました。
つまりネギ・ブドウ・刺激物などなど、わんちゃんのNG食材は除くべきですが、
難しいことは考えずに、その時にある食材・旬の食材に火を通して、ドライフードと混ぜたりしてあげるだけでOKです。
もしウェットフードのみにする場合は
お肉(鶏肉・サーモンなど)50%
穀物(お米など) 25%
お野菜 25%
を目安に与えてあげると良いバランスになります。
また、なんで旬なものを与えてあげると良いのか?
これは東洋医学的な考え方で、
例
馬肉は身体を冷やす=夏
鹿肉は身体を温める=冬
など、旬のものにはその四季ごとの効果があるとされているからです。
また私たちの家族として、
わんちゃんにいろんなごはんを与えてみると、
あ、これ苦手なんだ
これは好きなんだね
と、その子の「らしさ」を知ることができます。
この「らしさ」は、オーナーさんだけが増やしてあげることができるものです。
手作りごはんを通して、わんちゃんの知られざる個性が発見できるかも?
とっておきの笑顔を見れるチャンスです。
次回は考え中…