1CO voice vol.3 | 手作りごはん

こんにちは

今回は手作りごはんについて書いていこうと思います。

前回は

・災害時のわんちゃんのごはん

・食べられる幅を広げる食育の大切さ

を書かせていただきましたが、

 

そもそも手作りごはんってどうしたら良い?
というお話…

知人に初めて手作りごはんを作った時のことを聞いてみました。

「愛犬が10代になってから
だんだんと食が細くなってしまって
カリカリを食べなくなってしまった

カリカリの上に市販のウェットフードをトッピングしてみたけど、ウェットフードだけ食べちゃう
病院に相談してみたら、手作りごはんをしたらいいかもしれないって

ブロッコリーとささみと白米をくたくたに煮て与えてみたら、ちゃんと食べてくれた」

もしかしたら同じような境遇の方もいるかもしれません。
わんちゃんの手作りごはんといえば、ブロッコリー・ささみ。わんちゃんの好きな食感と風味で食が進むようです。
でも、このブロッコリー・ささみも連続すると、食べなくなったり、食が偏るので要注意です。
では、どうしたらよいかですが、

そもそも犬は何食だと思いますか?

答えは、肉食よりの雑食

犬は縄文時代あたりから、人と一緒だったとされています。
いつでもお肉が食べられるわけでない時代から、
米、どんぐり、果物、一緒にいろんなものを食べてきた背景があります。

|

そして、総合栄養食ドッグフードが生まれる直前は、おみそ汁にごはんを混ぜた、ねこまんまなどを与えていました。
つまりネギ・ブドウ・刺激物などなど、わんちゃんのNG食材は除くべきですが、
難しいことは考えずに、その時にある食材・旬の食材に火を通して、ドライフードと混ぜたりしてあげるだけでOKです。

もしウェットフードのみにする場合は

お肉(鶏肉・サーモンなど)50%
穀物(お米など) 25%
お野菜  25%

を目安に与えてあげると良いバランスになります。

また、なんで旬なものを与えてあげると良いのか?

これは東洋医学的な考え方で、


馬肉身体を冷やす=夏
鹿肉身体を温める=冬
など、旬のものにはその四季ごとの効果があるとされているからです。

また私たちの家族として、
わんちゃんにいろんなごはんを与えてみると、

あ、これ苦手なんだ
これは好きなんだね

と、その子の「らしさ」を知ることができます。

この「らしさ」は、オーナーさんだけが増やしてあげることができるものです。

手作りごはんを通して、わんちゃんの知られざる個性が発見できるかも?

とっておきの笑顔を見れるチャンスです。

次回は考え中

2504 2504 ペットサロン Poco a Poco


Contact us