ノミ・ダニ対策を怠ると大変です。。。

暖かくなってくると切っても切り離せないわんちゃんのノミ、ダニ対策。

皆さんワンちゃんのノミ、ダニ対策してますか??

ちゃんとしてる方もしてない方もこれを読んだらちょっと意識が変わるかも…

今日は少しノミダニ問題について深く掘り下げてみたいと思います。

 

 

[vc_text_separator title=”ノミ1匹見たら〇〇匹?!” style=”double” text_color=”#1e73be”]

 

 

ノミは最古の寄生虫といわれ、卵→幼虫→さなぎ→成虫という成長過程を踏みます。

 

ここで厄介なことが、それぞれの成長段階で駆虫薬の感受性が違うので、全てを一度に駆除することが非常に困難なのです。

 

なので、暖かい季節は特に毎月のノミダニ対策が不可欠です。

 

ちなみに、ホームセンターなどで売っているノミ避け首輪や薬などは、断言してもいいですがほぼほぼ効きません!

 

ホームセンターで売られているのは医薬部外品なので、そのような市販品は効果が薄く、また持続力も長くはありません。

 

必ず動物病院で処方してもらってください(^^)

 

ノミダニの成虫だけに効くもの、ノミの卵〜成虫とダニの成虫に効くもの、一緒にフィラリア予防までできるもの等、今は様々なタイプのものが処方されていますので獣医さんと相談しながら決めていただくのが一番です(*^^*)

 

 

 

話はそれましたが、もしワンちゃんの体にたった5匹だけですがノミの成虫を見つけたら、卵、幼虫、さなぎはどれぐらいいるか想像つきますか??

 

 

答えは

 

 

なんと95匹!!

 

 

およそ100匹近くのノミ成虫予備軍が潜んでいるなんて…おそろしや…

 

 

 

 

一度ワンちゃんの体にノミが寄生して吸血を開始してしまうと、24〜48時間で1日あたり20〜50個の卵を産卵します。

 

 

 

ノミの卵はツルツルして滑りやすいので、ワンちゃんの体から離れ、寝床やカーペットに落ち、幼虫、さなぎに成長して、再びワンちゃんの体に寄生します。

 

 

 

ノミは13℃以上になると活動を開始します。

 

 

 

なので、一度家に連れて帰ってきてしまうと暖かい家の中でノミが大繁殖してしまうのです

 

 

 

もし、ノミを発見したらすぐに駆虫薬で退治してワンちゃんのベッド、カーペットを掃除機で吸い込んで洗濯してください。

 

 

 

ノミのお薬は駆虫薬なので、吸血できずに死んでしまいますが、忌避効果はないのでいかにノミを連れて帰ってこないこと、これが大変重要です。

 

 

ワンちゃん用の虫除けスプレー+ノミ駆除薬のW使いがおすすめです♪

 

 

夏の間はノミの成長サイクルも早いのでどんどん増えて吸血されすぎて貧血状態になっちゃうワンちゃんもいるんですよ(゚-゚;)

 

 

 

[vc_text_separator title=”マダニに噛まれると恐ろしい病気になることも” style=”double” text_color=”#1e73be”]

 

ノミと並んでダニの予防も大変重要です。

見たことない方もいらっしゃるでしょうが、ノミは体が細長くてすばしこいのが特徴でダニは丸っこくて動きが鈍いのが1つの見分け方になっています。

ノミと同じく、たくさんのダニに寄生されてしまうと貧血や皮膚炎になってしまうのが一般的ですが、その中で恐ろしいのは、ダニに噛まれたことによるSFTS(重症熱性血小板減少症候群)による日本で初めての死亡例が2013年に報告されたのは、皆さんの記憶にもまだ新しいことではないでしょうか?

 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190111-00010007-wordleaf-sctch

 

 

 

これまでに319名の方がSFTSウイルスに感染して、その中で60名が死亡している恐ろしい病気です。

ある事例では、マダニに感染した猫に噛まれた人がSFTSウイルスに感染して死亡した例もあります。

マダニの怖いところは病気を媒介する

ということです。

ワンちゃんだけでなく、人にも病気を媒介しますのでなによりも予防が大事です。

少し恐ろしい話になりましたが

予防さえしておけば防げますので、しっかりとノミダニ対策をお願いいたします(๑•̀ㅂ•́)و✧

少し長くなりましたが、読む前と読んだ後はだいぶ意識が変わったのではないでしょうか?

ノミ、ダニ対策、暖かい季節は必ずしましょう!

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