1CO voice vol.9 | わんちゃんの歯ブラシ選び

こんにちは

 

前回に引き続きわんちゃんのお口事情。

今回はわんちゃんの歯磨き道具について書いていきます。

 

まず道具について、

基本的な選択肢は

  • 360度の歯ブラシ
  • 人と同じ形の歯ブラシ
  • 歯磨きシート

 

この3つがあります。

 

もちろん1番磨きやすいものが良いと思いますが、

ここではサロン的おすすめプロセスをご説明します。

 

まず初めて歯磨きするわんちゃんがまだ子犬、という方におすすめなのが

「歯磨きシート」です。

 

わんちゃんは敏感な口元に異物が近づくのがそもそも苦手です。

なので、慣れている飼い主さんの手なら受け入れてくれる子が多いです。

(噛まないように飼い主さんに慣れていることが前提です)

 

なので異物の棒より、歯磨きシートがおすすめ。

どちらかというと完全に磨くのではなく、経験として歯のあたりを触ることがあると認識させるためのプロセスです。

 

さてシートに慣れてきたら次は360度の歯ブラシに変えてみましょう。

 

なんで360度の歯ブラシ?と思うかもしれませんが、

多くのわんちゃんは口にものが入ると咀嚼運動をします。

360度の歯ブラシであれば、カミカミするだけでも磨けるので、

ブラシ慣れ+磨きやすさ、からブラシへのファーストステップには360度のものが良いと言えるでしょう。

 

いよいよ360度の歯ブラシに慣れてきたら人と同じ形の歯ブラシにチャレンジ。

 

別に人と同じ形の歯ブラシにしなくても良いのでは?

と思うかもしれませんが、シート360度の歯ブラシ明らかに違うポイントがあります。

それが歯周ポケットまでしっかり磨けるということ。

これは人に置き換えていただけるとわかりやすいと思います。

やはり歯の隙間歯周ポケットまで磨いている方が口腔トラブルは少ないはず。

 

そしてちょこっとプラス。

わんちゃんのお水について…

実は口の環境を整えるのにも重要なことはご存知ですか?

 

実は給水機で飲むよりも、器で飲む方がおすすめなのです。

飲める水分量が大きく違うのはもちろんですが、

口の中の汚れも流してくれるため、器が大活躍します。

 

さて、口内ケアについて3本立てで書きましたが、

川に例えるとお口は上流、流れ着く下流には腸があります。

上流が汚いと下流も汚くなってしまいますよね。

 

人も・犬も腸活ブームで、

免疫力の7割が腸に備わっていると言われる昨今。

病気しにくい体になるために、

  • 口の環境
  • 口に入れるもの
  • 腸に届くもの

などなどきれいに、健康にしていきたいですね。

 

さて…この流れで次は、腸活について書いていきたいと思います。

1280 1280 ペットサロン Poco a Poco


Contact us