こんにちは
前回はわんちゃんの歯磨き道具について書きましたが、
今回は腸活について。
今、生きて腸に届く系の飲み物などが流行っていて、腸活って注目されていますよね。
人も腸活が大事と言われていますが、もちろん犬も腸活が大事。
被毛の調子、アレルギー体質、痩せすぎ太り過ぎ、お腹の調子が不安定、涙やけや口臭も、
もしかしたら腸内環境が原因かもしれません。
腸活に興味がある人は知っている方もいるかもしれませんが、
わんちゃんの腸活サプリもありますよね。
ただ毎日の食事が「カリカリ+サプリ」というのは、
どうしても人に例えると「シリアルバー+サプリ」を毎日食べているのと同じ。
もともとごはんが大好きなわんちゃんからすると、やはりストレスになったり、幸せに欠けてしまう可能性があります。
一旦サプリの前に、自然な食材からの腸活で、はじめの一歩を踏み出してみましょう。
腸活に適した食材といえば
プレーンのヨーグルト・納豆(タレなし)・バナナ・キウイ・りんご・きのこ・わかめなどがあります。
適した食材を手作りごはんに取り入れるなどもOKですし、
ドライフードにトッピングするだけでもおすすめです。
+αの効果としてサプリを使うのはもちろんOKですが、
まずは食生活の見直しやバラエティを増やすことが、
わんちゃんのためにも最優先かと思います。
また腸内環境といえば
善玉菌・悪玉菌・日和見菌がありますが、善玉菌が優勢なのが良いとされています。
それらの常在菌は子犬のうちに決まるため、あとから良い菌を体内に取り入れてもきちんと定着しにくいです。
大事なことは「腸内の善玉菌をどうやって元気にするか?」
新しい菌をいろいろと取り入れるのではなく、善玉菌がよろこぶエサをあげて、元気にしてあげることです。
ちなみに腸内は道のりがとっても長いので、全体にエサを行き渡らせるのは少し工夫が必要。
大きくブロック分けすると小腸・大腸(前半)・大腸(後半)。
小腸で砂糖ブドウ糖は吸収され、
大腸(前半)でオリゴ糖、
大腸(後半)で食物繊維となります。
1回の食事で網羅した食材を食べるように!と考えると、プレッシャーですよね。
オーナーさんの負担にならない程度に、
腸内全域に行き渡る食材「フルーツ」「野菜」「ナッツ豆類」を日替わりで取り入れるなど、ゆるりと与える考えで良いかと思います。
わんちゃんも毎日の食事のレパートリーは喜びになりますし、食欲の維持にもおすすめです。
特にナッツやフルーツは、人もわんちゃんも一緒に食べられますし、
一緒に過ごすおやつ時間は、わんちゃんにとっては幸せな時間になると思います。
ぜひ、人もわんちゃんも一緒に腸活にチャレンジしてみましょう。
次回ももう少しわんちゃんの腸活について書いていきます。